どもども、アイスクリームはピノのカフェオレが好きな、くりしんです。

唐突ですが「アイスブレイク」って知っていますか?

 

「いやー、今日も暑いな、前田くん。そろそろいっとくか?」

「はい、部長。今日のおすすめアイスクリームはこれです」

「おっ、いいね。ガリガリ君シリーズ最新作キーマカレー」

「もしかして部長、もうお召し上がりになったのでは?」

「いやいや、ぼくがアイスを食べるのは前田くんと一緒のときだけだよ」

「ぶちょー! 前田は、前田は、いまひどく感動しております!」

「あはははは、ほら、はやくぼくにアイスをくれたまえ」

 

コーヒーブレイクのような“アイス休憩”を指すわけではありません、「アイスブレイク」。

初めての取材先、待っているのは初対面の相手。

緊張しますよね。

それは相手も同じ。

緊張の「氷を解かす」、つまりは初対面同士の緊張をときほぐすテクニックが「アイスブレイク」なんです。

 

ネタと言ってもいろいろある。

交換した名刺や名前について。

おっと、忘れちゃいけない「土産話」。

時事、スポーツネタ。

取材先に来るまでに気になったこと。

現場を見た感想などなど。

できるだけ相手が肯定しやすく、共感を呼ぶネタが好ましいですね。

そして切り上げ方も重要なんです。

 

「はい!、ここから取材スタートです!」

 

もしそう言ってしまったら、それが悟られたら、せっかくの「アイスブレイク」が台無しです。

意外とプロのライターもここがうまい人は少ない。

ベストは話のつながりで本題に入っていくことです。

 

「アイスといえばこちらのデザートも絶品ですよね。いま開発中の最新作はあるんですか」

 

みたいな感じで。

「アイスブレイク」はインタビューの主導権を握るタイミングでもあるんですよ。

 

うん? 会う前にガチガチに緊張してしまう?

それならば会う前に「声を出しておく」といいですよ。場をリードする心の準備も整う。

もしくは会う前に「30秒間のつくり笑顔」をする。

脳はつくり笑顔を本当の笑顔と勘違いするので「ポジティブ&リラックス」な脳になります。

オイラの場合は会う前に「周りの人と雑談する」のがいちばんのリラックス法ですな。

 

あ、毎回、アイスクリームをお土産に持っていくのもいいかもね。