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[聞く力]

No.18

Q&A

「聞く力」を鍛えるためにお答えします。

Q.失敗談、ありますよね?ね?

内川美彩

気づけばライター10年目。

若さが利用できない年齢になってしまいました。

会社ではいわゆる「お局」の立場です(ガーン)。

 

今でこそなくなりましたが、最初のうちは取材相手をムッとさせることもよくありました。忘れもしない、ラーメン屋さんの店主に「あんた、若いし女の子だし、げんこつでスープをとってるなんて聞いてもわかりゃせんやろ」と言われたことを……。だいぶ図星で何も言えなかったことを……。

 

「う~んこれ、伝わってるかな」と不安そうに言われたこともあります。

今なら「勉強不足だった」とか「あのときはこういえばよかった」とかわかるのですが、当時はとにかくいっぱいいっぱいだったのでしょう。

 

くりしんさんはかなりのインタビューをこなしてきたと思いますが、それでもライター1年生だった頃があるはずです。

 

失敗談と、そこからどうやって持ち直したかを、教えてください!

A.「思い込み」を捨てる

栗田真二郎

なるへそ。

いいところに目を着けましたね。

まあ、かれこれ20年ぐらいこの仕事を続けているので、インタビューのお相手は軽く1万人を超えているでしょう。だからといってゴールは、満足はありません。

いつも失敗して反省しているようなものです。

オイラもユーと同じ人間ですから。

 

駆け出しの頃にやってしまった失敗が「思い込み」でした。

こちらは取材窓口からアポイントを取っている、見本誌も送っている、取材趣意書も送っている、質問内容も送っている、という準備万端で取材当日、初顔合わせとなりました。

許された時間は30分。

時間はあまりない。

自己紹介を簡単に終えると、先に送っていた内容に沿って質問をはじめました。

ところが、です。

「ちょっと待ちたまえ。私はこの取材が何なのか、何にいつ載るのかも知らない。いくらなんでも失礼すぎるじゃないか」

そう注意されたのです。

一瞬、状況が飲み込めませんでした。

事前準備に抜かりはなかったのですが、伝わっていて当たり前、目を通してくれるのが当たり前、ゴールも知っていて当たり前、答えも用意していて当たり前だと「思い込み」があったんですね。いわば、独り善がりです。

当たり前だろう――この「思い込み」はこれまで数々の失敗を生んできたと思います。

そこから学んだものは「常に相手の立場になって考えること」ですな。

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[聞く力] No.19

コラム

「聞く力」が欲しいあなたへ。

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