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[聞く力]

No.13

Q&A

「聞く力」を鍛えるためにお答えします。

Q.相手を気持ちよくさせる「相づち術」を知りたい!

「なるほどですね」は、福岡県民がよく使うそうですね。

私もよく言います。ビジネスシーンでは間違った敬語だと言われるのでやめようと思っても、クセになっているのか、ふとした瞬間に出てしまうのです……。使いすぎて、だんだん自分でも「なるほどですねって言っておけばいいと思っているのか?」と自問自答するようになってきました。

ほかにも「うんうん」「へぇー」「はぁ~」の3つをよく使うのですが、これでいいのかなぁとよく思います。自分では「驚いている」「感心している」という感情を出すように少しオーバーリアクションをとっているつもりなのですが……。

“合コンさしすせそ”のような、相手を気持ちよくさせる相づちがあれば知りたいです。

 

A.相づち「3S」を使ってみよう

答える人: 栗田真二郎

なるほどですね。

たぶん”合コンさしすせそ”があなたの求めるゴールです。

やっぱり合コンには砂糖、塩、酢、正油、味噌が必要ですもんね。

味のしない「コーンフレーク」ほど、場をシラケさせるものはありませんから。

必ず持って行きましょう!

あれ、合コンっていろんなメーカーのコ―ンフレークを持ち寄って楽しむ会じゃないの?

 

さて本題です。

まずは「なるほど」なんですが、TPOに注意しましょう。

「上から目線だ」とおっしゃる目上の方はいらっしゃいますので。

”相手を気持ちよく”ということであれば使わないほうがベターですね。

 

相づち、それは、

「あなたの話をもっと聴かせてほしい」

という共感のメッセージです。

つまりは相手を「主人公」にするためのテクニック。

「そうなんですか」

「よくわかります」

「そのとおりですね」

「それは知りませんでした」

「深いですね」

「さすがです」

「びっくりしました」

「ほんとうですか」

「すごい!」

「信じられない!」

いろいろありますが、

大切なのは「間」と「タイミング」です。

いい加減な相づちや、気のない相づちは、

驚くほど相手に伝わるので注意しましょう。

共感のメッセージ「相づち」をもう少し掘り下げるならば、

次のように分類されます。

 

納得・同意

「なるほど」「そうですか」「同感です」

驚き・感動

「へぇー」「本当ですか」「すごい」

誘い水・継続

「それで」「もっと詳しく教えてください」「もっと具体的に」

 

「へぇー」「はぁ~」と、感心しながらもなんとなく不安ですよね。

「うんうん」、きちんとわかっていますよ。

覚えられないんでしょう?

しょうがない。

上級者向けではあるんですが、

特別に”相手を気持ちよくさせる”相づち「3S」を伝授します。

「すごい」「すばらしい」「すごくよくわかります」の「3S」。

頭文字にアルファベットのSがつく、魔法の3ワードですな。

同じ言葉でも、状況に合わせて声のトーンをうまく使い分けると、とても効果的です。

まずは家族で試してみてください。

もしかすると、おこづかいをもらえるかも。

 

 

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[聞く力] No.14

Q&A

「聞く力」を鍛えるためにお答えします。

Q.共感しているつもりなのに……。

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Q.一歩踏み出すべきか、否か

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