ロクヨン、今回はニンテンドーの話をしたいと思います。
いや、見たことも触ったこともないので、やっぱり焼酎の話に。
「お湯割りはロクヨンがうまい!」
焼酎6に対してお湯4の割合が「おいしいお湯割り」だそうで、
焼酎が先か、お湯が先かで言えば意見の分かれるところだそうですが。
なぜ伝聞調なのか。
理由は、オイラは焼酎を好き好んで飲まないからです。
そう、だから焼酎の話もこのあたりが限界ですな。
じゃあ、これならどうだ。
「雨宮さんは昭和64年のあの7日間に取り残されている」
あの『クライマーズ・ハイ』でも有名な作家・横山秀夫の作品。
映画化、ドラマ化されたベストセラー小説『ロクヨン』ですが、
観ても、読んでもないのでそろそろ「ハチニ」の話に移ります。
とはいえ、茨城県高萩市にある「ら麺はちに」の話ではありません。
インタビュアーが心得るべきひとつの鉄則です。それは
8割は聞くことに徹し、残りの2割を話すことにあてる
という「ハチニ」。
インタビュアーの仕事は「話し手にたくさん話してもらうこと」ですからね。
ただ、実際には「聞き手」であるインタビュアーがベラベラ喋ることも多いんですな。
ついついテーマについての持論を展開したりして。
そのついでに自ら横道に逸れていったりして。
「聞き手」と「話し手」のトークの割合が「6:4(ロクヨン)」になったりしたら、
悲劇を通り越してもはや喜劇、そしてヒデキカンゲキ(feat.西城秀樹)です。
「ハチニ」を実現するためには具体的にどうすればいいのか。
まずは「ハチニ」という割合をインタビュー中でも意識すること。
話しすぎてないか、質問しすぎてないか。
質問したい、いますぐ自分の考えを伝えたい。
そう思っても、2回に1回はスルーして相手に話し続けてもらうことです。
「うん?いまの話、さっきの話とツジツマが合わないぞ。問いただそう」
「なるほど。これで話がつながって、全体がまとまりそうだ。確認をしてみよう」
こんなタイミングならいんですけどね。
でもね、下手なインタビュアーはガマンできずに、
すぐに「トークどろぼう」しちゃうんです。
しかも、それにすら気がついていないんですな。