どもども、いつでもほめてほしい、くりしんです。
単純に言えば、ほめることで相手はセブンーイレブンに行かなくても「いい気分」になるわけです。
そうなると「お互いの心の距離が縮まる」と言われていますが、そう簡単にはいきませんよね。
ほめるって、なかなか難しい。
ほめなきゃほめないで、場は何となく”乾いた空気とキンチョー感”に包まれてしまう。
相手にひとつの笑顔もないまま終わるインタビューほど、怖いものはありません。
それが平気な人は、たま~にいるみたいですけどね。
手放しで尊敬します。
ただ、読まずとも四角四面な文章が想像できますよね。
とはいえ、何から何までほめ過ぎるのはイヤラシイし、行き過ぎると逆に相手に警戒心を生んでしまう。
そうなると、目には見えませんが、心の距離は遠ざかっていくんでしょうな、たぶん。
「じゃあ、どーすんだよ、どーすればいいんだよ」
ですよね。
性格、行動、能力、外見などほめるポイントはたくさんあります。
インタビューのように初対面の場合、アイスブレイクとしてどこにフォーカスすればいいのでしょうか。
「そりゃあ、容姿に決まってるだろ。いちばんわかりやすくてほめやすい」
おっと、それはけっこう危険です。
背が高い、ハンサム、美人、きれいなどのほめ言葉は使う相手を限定してしまうからです。
背が高すぎることにコンプレックスをもっている人に対して「背が高くてうらやましい」と言ってしまったら反感を買いますよね。
だから、最初は相手が誰であっても使えるほめ言葉を選びましょう。
「品がいいシャツですね」
「かっこいい時計ですね」
「おしゃれなバックですね」
「そのスーツ、お似合いですね」
おわかりでしょうか。
ポイントは本人自体をほめるのではなく、身に着けているアイテムからアプローチするんです。
無難に、本人に近い要素から探りをいれていく。
もし相手から
「ああこれね、いいでしょう?」
と切り返しがあったとします。
ここで会話が止まってしまったらすべてが水の泡です。
相手からは終始”コノお世辞野郎スペシウム視線”を浴びせられることになります。
そうなるとキツイですよね。
本来は弾む話もぜーんぜん弾まなくなる。
だから「ほめる」ときには「次の一手」を考えておく。
どう掘り下げていくかという準備が必要なんですな。
まあ、詳しくはまた別の機会に。