どもども、数年前から1日のオヤジギャグの数がハンパない、くりしんです。
どうしたものでしょうか。
老眼が進み始めたのがきっかけではないと思いますが。
まあ、だいたい、周りの人が発した言葉について敏感に反応します。
先輩がマジメな話をしているときにブチこむのはキケンを承知のうえです、はい。
ただ、大声では言えないので、そばにいる人に聞こえるくらいのヴォリュームで。
言った後に相手に視線を浴びせるのですが、浴びせられるほうはたまったもんじゃありませんよね。
「何かリアクションしなきゃ」
「おいおい、こっち見てるよ、おい」
これぐらいならカワイイものですが、もう慣れてくると
「スルーだ、スルー」
と決め込んでいる輩もいるわけですな。
実は、本音を言えば‟既聞スルー”が、軽く無視されるのが、いちばんキモチイイイイイッ!
だから「気付いているけど無視=くりしん大喜び」ってことですので、周りのみなさま、よろしくおねがしまする。
オイラの場合は、オヤジギャグでわざと脱線するんですが、インタビューでどうしても「本筋からはずれる人」っていますよね。
聞く立場、いや、聞かされる立場の心のうちとしては、
「うわ、質問の仕方を間違ったか」
「楽しそうに話しているからしばらく放置してみるか」
「あらま、また話が飛んじゃったよ、やれやれ」
「ああ、聞きたいことはそこじゃないんだけどナァ」
といったところでしょうか。
相手は基本的には「話すことが好きな人」です。
ただ、頭の回転がはやい。
もしくは、飽きっぽくて話題があちらこちらに飛んでしまうんですな。
軌道修正するにはポイントとなるキーワードを軸に質問をリセットすること。
ただ、考えますよね。
「相手の機嫌を損ねてしまわないだろうか」
「もう質問しても話してくれないんじゃないか」
なーんて、マイナスなことばかり考えなくていいんですよ。
こちらもお仕事なんですから。
「ちょっと話は戻りますが、先ほどの●●についてもう少しお聞かせ願えませんか」
このあたりが正解ですかね。
これぐらいていねいな言葉を添えれば、相手の機嫌を損ねることはないでしょう。
「残り時間が少ないので次の質問に移らせてください」
背に腹は替えられない場合はストレートに言ってしまうのもアリです。ただ、相手は横道に逸れてしまったことに気が付き、協力的になってもらえるかもしれません。あくまでも「かもしれません」ですが。
やはりいちばんの対処法は相手の話のキーワードをうまく拾って質問をリセットすることでしょう。
「ほう、観光名所として足湯をつくったんですね。みんな喜びますよ、疲れをフットバス、なーんてね。さて、次に訊きたいことなんですが……」
脱線には脱線で、オヤジギャグでイニシアチブを握り返す。
いい歳ですけど、みなさん優しく受け容れてくださいね♪